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国際協力
- アフガニスタン女性支援プログラム
- パタン・ブンガマティ プログラム
- Happy Girls Home 「子どもの家」(終了)
- ドダウリ村住民のための支援事業
- ネパール大地震 緊急支援活動 (終了)
- ウズベキスタン プログラム
- TIFAネパール自立会 (終了)
- ネパールでの支援活動
- サナチェタナ小学校 支援プログラム
第3回付き添いサポートオープンセミナー
支援される側から支援する側へ
「外国人防災リーダーの取り組み」
2024年12月8日、付き添いサポートオープンセミナーとして
岡山県総社市から譚俊偉さんを講師にお招きし、「外国人防災リーダーの取り組み」についてお聞きしました。お父様は中国系、お母さまはヨーロッパ系、ご自身はブラジルサンパウロで生まれ、日本で20年余り。通訳や外国人相談員として、また、外国人防災リーダーとして活動されています。
講師の多文化共生と防災にかける熱い思いのこもった90分でした。
外国人を受け入れている企業の方や、近隣の市で防災の活動をしている方の参加もあり、終了後も熱心に質問に応じていただきました。
TIFAセミナー報告「真実は報道されているのか~現地で見たガザ、ヨルダン川西岸地区、イスラエル~」2024年12月7日 |
TIFAセミナーでは、昨年度に続いてパレスチナ問題を取り上げ、今回は今年3月と10月にイスラエルとヨルダン川西岸を訪れたジャーナリスト西谷さんと、戦闘が始まった際にガザで勤務していた大阪赤十字病院看護師の川瀬さんに、現地で見たものや体験をお話いただきました。
まず西谷さんより、イスラエルとパレスチナの戦争がなぜ起こったか簡単に説明がありました(オスマントルコに勝って当地を統治するようになったイギリスが、アラブ人とユダヤ人双方に協力すれば土地を与えると約束したため)。続けて、初めてガザを訪れた2004年にすでに壁がそびえていたこと、今年3月のエルサレムでは逮捕されても停戦を訴えるデモが行われていたのに10月にはあまり見かけなくなっていたこと、パレスチナ人自治区のヨルダン川西岸でもイスラエル人がどんどん入植して武器を使ってパレスチナ人を攻撃したり店や街を破壊している状況などを、映像を交えてお話されました。10月に訪れたイスラエルのスデロット市ではハマスによる被害者の追悼が行われていた一方で、2キロ先のガザでは今も平均すると1日あたり66人もの人々が殺されています。
このように数か月でイスラエルの戦争支持者が急増した背景には、フェイクニュースを流すTikTokはじめSNSの影響やアルジャジーラの閉鎖があるそうです。そこから発展して、兵庫県知事選など日本でもフェイクニュースの影響が大きくなっていること、戦争は燃料使用で莫大なCO2を排出するため地球温暖化の原因にもなっていることなども語られました。最後にアフガニスタンで地元民と共に汗を流して井戸を掘って農業を発展させ、65万人を救った中村哲さんのような活動こそ、平和につながると訴えられました。
川瀬さんは、パレスチナ赤新月社医療支援事業でコロナ時の遠隔支援を経て2023年7月にガザの病院に赴任し、現地スタッフと他のスタッフのためのサプライズパーティーを企画するなど温かい雰囲気の中で仕事をしていたそうです。それが10月7日に一変し、現地スタッフとは一度も会えないまま南方のラファに避難して、そこでパレスチナ人医師の指示のもと薬や食料を確保して必要な人に届けるなどできることをしていたと当時を振り返って話してくれました。今でもバリバリという爆撃の音が忘れられないそうです。また、現地スタッフの「決してあきらめない」という言葉を胸に、悲しむだけでなく「今何ができるか」を考えて行動したい、またもし明日が来ないなら現地スタッフにもう一度会いたいと、ガザへの熱い思いを語ってくれました。
質疑応答では、フェイクニュースは断定的でわかりやすいため早く拡散する、断言する人は疑ってください、私たちにできることとしてBDS(不買)運動や日本が第二のオスロ合意を主導するといった回答などがありました。またネタニヤフとトランプは仲良しで、ノーベル平和賞を狙うトランプのために政権が変わったら停戦するかもしれないという予測も飛び出しました。
参加者はスタッフも含めて35名でした。Facebookを見てという方も数名おられ、PRの大切さを実感しました。シリア状況などますます混迷を深める中東ですが、少しでも平和になってほしいと願うとともに、少なくとも関心を持ち続けたいと思いました。参加者よりいただいたカンパは川瀬さんを通じて赤十字のパレスチナ支援に寄付させていただきました。
(TIFAセミナーグループ)
TIFAキッチン報告「インドネシア料理へようこそ」
12月8日(日)くらしかんで「インドネシア料理へようこそ」を行いました。参加者は16人+スタッフ、講師の総勢23人+子どもさん1人でした。参加者の中には、男性が2人おられました。講師は阪大留学生博士課程のインタンさん、通訳は阪大研究生のインタンさん、両インタンさんでした。
円錐形のご飯の廻りにおかずを並べるお祝いの料理です。バランの上に黄色のご飯を真ん中に円錐形に盛り付けます。廻りには、ピンクのエビセンやテンペの唐辛子ソース和え、鶏肉のココナッツ和え、温野菜のピーナッツソース和え等、彩がとても綺麗だと好評でした。円錐形にご飯を盛り付ける意味(自然の創造者である神を示す)や、料理それぞれの意味も説明していただきました。美味しいお料理と楽しい交流のひとときでした。
くらしかんの利用規定が来年度から変わります。それにより、「TIFAキッチン」グループも今年度をもって解散します。今までご協力いただきまして、ありがとうございました。
2024年11月17日(日)
とよなか国際交流センター 料理室と会議室4にて。
総勢40人で大盛況でした。写真レポートをご覧ください。
(アフガニスタン女性支援プロジェクト EJAADのホームページより)