活動レポート

「元気がでる晩ご飯」に参加して

活動:
外国人のための日本語クラス
記事更新日:
2017/06/07

【TIFAセミナー】 海を渡ってくる女性労働者パートⅡ ~深刻な人手不足と私たちのくらし~

活動:
TIFAセミナー
記事更新日:
2017/04/17

【報告】TIFAセミナー

海を渡ってくる女性労働者パートⅡ ~深刻な人手不足と私たちのくらし~

日時:2017年2月25日(土) 午後2時~4時

場所:とよなか男女共同参画推進センター「すてっぷ」 視聴覚室

映像とお話:藤本伸樹さん(ヒューライツ大阪研究員)

 

2016年3月12日に実施したパートⅠ「海をわたってくる女性労働者~外国人のお手伝いさんを雇うって?」の続編として、特に介護分野の受け入れについて再び藤本さんにお話を聞きました。

まず、家事支援労働者の受け入れについて、パートⅠの後の状況をお話しされました。

・現在、神奈川県と大阪市が特区として実施しており、受け入れ企業はパソナ、ダスキン、ベアーズ等。パソナは2020年までに1000人の雇用を計画していて、当面の送出国はフィリピンのみ。

・労働者の人権・労働条件をどのように保障するかが課題で、利用者の人権啓発はまだ不足している。一方で親近感を持たせるためか「家政婦」という言葉が使われ始めたり、需要拡大をねらう受入企業が最低賃金を下回る賃金の容認など規制緩和を政府に求めており、労働条件の悪化や人権侵害を招く可能性が指摘されました。

続けて、介護労働者受け入れの新たな流れについての説明がありました。CIMG0986

介護分野での深刻な労働者不足が予想される2020年問題を背景に、政府は以下の政策を進めています。

①技能実習制度に介護分野を追加

・74種類の技能実習制度の中で初めての対人サービス。日本語能力(N4程度)指定も初)

・技能実習生の数はベトナム人が急増しており、中国人(8万人)を追い抜く勢い。政府はベトナムへの介護技術移転が目的と言っているが、ベトナムは家族の介護が基本で介護保険制度もないため、建前としか思えない。

・JICA(ODA)と民間が組んで、中国や東南アジアに日本の介護制度や器具を売り込んでいこうとしている。

②在留資格に「介護」を追加

・日本で教育を受けた留学生が残って介護施設で働けるよう入管法を改定。それを機に、定員割れしていた介護福祉士の養成学校に外国人学生が急増。

・留学生が高い学費をどう工面するのか?債務奴隷になる危険が指摘されました。

ここでの問題点は、政府はこれらの施策について、人材不足対応ではなく「国際貢献」(途上国への技術移転)と言うが、都合良い使い捨てに終わらないか。実際にさまざまな人権侵害で国際機関から改善勧告を受けている。しかも福祉関連企業だけでなく、少子化で儲からなくなった教育業界も高齢者サービスをターゲットにしているおり、企業から政府への規制緩和の働きかけにより、外国人労働者にしわ寄せが行かぬよう注視する必要あり。「来るために借金、来たら低賃金で搾取」の恐れ。ブローカーの搾取を排除するため政府間の取り決めをしっかりすべき。また、フィリピンからシングルマザー(日本人男性の子を持つ)を呼び寄せて日本で働かせるという人材ビジネスも増加。チャリティーをうたった仲介業者も多く、長時間労働やパワハラといったケースも発生していることをお聞きしました。

最後に、今後に向けて私たちが考えるべきこととして、

・需要と供給のバランスにより地球上で人が移動しているので、止めるのはむずかしい。

・搾取的な仲介システムに頼らず、いかに人道的に受け入れていくか。あるいは別の形の受け入れを模索していくか。

・外国人が日本社会に入ることに対して、ネガティブな側面が着目されがちだが、いいことも沢山持ってくるので、働く仲間、地域の仲間として受け入れ、働き手不足を補ってくれる人たちへ「ありがとう」の気持をもちましょう。

という言葉で締めくくられました。IMG_5097

講演後も、希望者で藤本さんを囲んで、お茶を飲みながら意見交換を行いました。

私たち一人ひとりが私たちの生活を支えるために来日する外国人を、地域に住む仲間として受け入れ、どうやって政府や行政、企業に彼らの人権を守らせていくかを考えるきっかけになりました。

 

 

グローバルサロン『私が歩んで来た道~東アフリカ タンザニアとの出会い~』を開きました

記事更新日:
2017/03/08

2017年2月19日(日)14:00~16:00 @国際交流センター2ABC

元在タンザニア日本大使館広報文化担当 木村映子さんから、『私が歩んで来た道~東アフリカ タンザニアとの出会い~』を開催しました。30名の参加がありました。

木村さんは開口一番「30年お世話になったタンザニア、お礼を込めてタンザニアのことをお話します」と真摯にお話されました。

東アフリカに位置するタンザニアの面積は日本の2.5倍、人口は5,200万人、国土の1/4を動物公園が占めていて、家の中にライオンが入ってくることもあるそうです。同じ東アフリカのケニアは資本主義、タンザニアは社会主義のため、ケニアに比べて国の発展が出遅れたそうです。身に巻く色鮮やかな腰布「カンガ」を何十枚も見せていただきました。カンガには「ことわざ」が書かれていて、例えば世界遺産のキリマンジャロのふもとにもう一つ小さな山がある柄は、山と山は出会えないが、足がある人と人は会うことができるなど、一つ一つ解説していただきました。

タンザニアの言語はスワヒリ語で、1億2,000万人ほどの人が使っている。mtoto=子ども、polepole=ゆっくり、maii=水、moto=火、tingatinga=絵など、心地よい発音にほっこり。文法も紹介いただきました。

タンザニアは、30年前から現在も、海や大きな湖があるにもかかわらず水が手に入りにくく、苦労している。道路が通らないため隣村にも行けないという過酷な事情が横たわっているが、タンザニアは人類発祥の地であり、有名な壁画も数多く残されているそうです。

首都はドドマで、商業の中心都市はインド洋に面したダルエスサラーム。明治維新の頃に津田梅子達エリート層の女性はアメリカ西海岸のサンフランシスコを目指して留学したが、九州天草の貧しい女性たちは東のタンザニアの港町にたどり着いてカラユキさんになったという現実。明治中ごろニチメン創設者の広岡信五郎氏はタンザニアとの交流を盛んにした。商船三井の船が月に1度港に立ち寄るので、現地の日本人は仕送りを船員に託したそうです。木村先生も2メートル四方の板のティンガティンガ(絵)を20枚日本に運んでもらったとのこと。

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先生は母一人子一人という環境に育ち、日本にいるお母様が病気で倒れたとき、遠く離れたアフリカで暮らしている自分はこのまま働いていていいのだろうかと悩まれました。そんな時にアフリカの友人が「映子が一生懸命働いて得た収入が二人を助けてくれている。収入をお父さんだと思って、タンザニアの仕事を頑張りなさい」と言ってくれたそうです。そこで月に1度日本に帰国しながら仕事を続けられ、6年前に定年退職されました。

タンザニア人の思いは「世界は人だ」で、人付き合いが上手で洗練されていて、温かみがあり、いじめなんて考えられないとのこと。特に子どもにはスキンシップを大切にして、愛情いっぱいで育てるそうです。日本がなくしたものがタンザニアにはあるような気がします。最後に民族学博物館名誉教授の和田先生から、「1964年からのアフリカ探検の仕事もスワヒリ語の達人である木村さんのサポートのおかげでスムーズに進められました」との感謝のお言葉がありました。遠い地アフリカで勇敢に仕事に取り組んでこられた木村先生のお話を聞き、アフリカが身近に感じられ、大好きになりました。

木村先生から「スワヒリ語を一緒に勉強して、アフリカにご一緒しましょう」とメッセージをいただきました。ご興味のある方はぜひご一報ください。

TIFAワールドクッカリー「アフタヌーンティーとお話」

活動:
ワールドクッカリー
記事更新日:
2016/12/28

TIFAワールドクッカリー 「アフタヌーンティーとお話」報告

 

12月10日(土)13:00~15:30、くらしかんのキッチンに於いて、「アフタヌーンティーとお話」を開催しました。講師はサパナでもお馴染みになりました、ソフィア・エルワリさんです。 22名の参加があり、サンドウィッチとスコーンをみんなで一緒に作りました。

今回のメニューは、クリスマスバージョンで考えていただきました。

 

報告と写真はこちらをご覧ください。

TIFAワールドクッカリー2016.12.10「アフタヌーンティーとお話」報告

 

国際理解教育プログラム【第13中学校】2016年12月9日 活動報告

活動:
国際理解プログラム
記事更新日:
2016/12/22

12月9日(金)、去年に引き続き、豊中市立第13中学校の中学1年生5クラスに5名の講師を派遣し、国際理解教育プログラムをしました。講師は、ウズベキスタン、英国、ペルー、南スーダン、マレーシアとバラエティに富んだ国出身で、それぞれの国の文化や言葉などを紹介しました。

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今回も、TIFAのキャンプでも活躍中してくれたアレックスさんなど、国際理解教育の講師は初めてという方もがんばってパワーポイントの資料作りや日本語の練習をしてきてくれました。ギターで自国の歌を演奏したり、民族衣装を持ってきてくれた講師もいて、どのクラスからも笑い声が聞こえてくる、充実した授業となったようです。

生徒達は去年同様、事前に班ごとに言語・文化などテーマごとにその国について調べて、講師もびっくりするくらい詳しくカラフルな壁新聞を作成していました。

また、質問タイムも積極的に手を挙げてくれ、講師と直接交流することによって、いろいろ感じてくれたようです。

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