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2014年4月より、ウズベキスタンのフェルガナ県リシタン市で、日本語及び日本文化紹介のための児童向け寺子屋塾をサポートしています。
寺子屋塾は4月から10月いっぱい開講していて、毎日6歳から16歳までの30名の子ども達が遊びに来ます。リシタンはキルギスとの国境の町で、地元の人々は自由に行き来しています。一見平和に見える町も、2010年6月にキルギスで起きた民族紛争でたくさんのウズベク系住民が着の
身着のままでこの町に逃げ込んできました。タジク人、ウズベク人、朝鮮人、ロシア人、そしてソ連時代に独裁者スターリンによってウクライナのクリミヤから強制移住させられたタタール人も多く住んでいます。今のところみんな仲良く暮らしていますが、いつ民族紛争が勃発するかもしれません。紛争が起きてから支援しても遅いのです。平穏な今だからできる。子ども達に平和の大切さをこれからも伝えていきます。
ウズベキスタンに来られた際は、ぜひこの町を訪ねて来てください。そして、子ども達に平和な国・日本で暮らす日本人のすばらしさを感じ取らせてください。
TIFA会員 小池敏朗(ウズベキスタン リシタン在住)
【活動報告】
1999年11月 当時ウズベキスタン フェルガナ県に赴任していた日本人技師がここで迎えた退職を機に この地域の子供たちのために その時通訳として働いていたウズベキスタン人と一緒に創設した日本語教室が時間の経過と共に消滅の危機にあることを知ったのは2010年の終わりでした。熱心に日本語を勉強している子供たちの姿に感激し 子供たちのために再び日本語教室をよみがえらせようと思い立ち、2011年からTIFAの協力を得て現在まで、リシタンにて日本語教育の活動を続けています。
2013年の夏には夏休みを利用して10才の時から4年間日本語の勉強を続けている男子中学生を豊中に連れて来ました。1ケ月足らずの短い期間でしたが地区の小学校で受け入れてもらい 日本人の小学生と交流することが出来ました。2014年の夏 再度来日し老人介護施設で御年寄の介護体験と TIFA子どもキャンプに参加してより一層の成果を得ることが出来ました。2015の夏には 3度目の来日となり高校生となった彼ともう一人 14才の男子中学生を連れて来ました。13才 14才という年齢は見るもの 触れる物は何でも関心があり多くの物を吸収しようとする年齢です。一つ一つに感動する様子にこちらも身が引き締まる思いです。
今後の目標は 日本の小中学生をウズベキスタンに連れて行き 現地の子どもたちと交流する異文化理解体験ツアーを実現したいと考えています。(小池 敏朗)
大学時代の友だち3人と、なぜリシタンの子供が熱心に日本語を学ぶのか、理由を知るために教室を1週間訪問しました。到着初日に「第11回フェルガナ地方日本語弁論大会」が開かれ審査員にされてしまいました。多分12-17歳の5人の弁士が流暢な日本語で非常にしっかりした主張をされるのにびっくりさせられました。彼らの日本語に外国人特有の訛りがありません。素人でわかりませんが、トルコ系言語で共通しているのかと思うほどなめらかです。
教室に通ってくる子供は8歳ぐらいから20歳のお兄ちゃんまで。レベルはバラバラ。15歳前後が比較的レベルが高いです。日本語を学ぶ最大の理由は先進国の日本に対する憧れであると思われます。彼らの期待に応えるのは非常に難しい問題で、宿題として持ち帰りました。(上田 穣)
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