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国際協力
- アフガニスタン女性支援プログラム
- パタン・ブンガマティ プログラム
- Happy Girls Home 「子どもの家」
- ドダウリ村住民のための支援事業
- ネパール大地震 緊急支援活動 2015年4月~
- ウズベキスタン プログラム
- TIFAネパール自立会
- ネパールでの支援活動
- サナチェタナ小学校 支援プログラム
平成30年度 ゆうちょ財団助成事業 「TIFAネパールでの支援活動」
国際交流の会とよなか(TIFA)は、25年あまりネパールの女性と子どもの自立のために
支援を続けています。
1月18日に、ネパール社会・女性の地位などについてのお話とTIFAの最近の活動の様子、
成果などの報告を実施しました。
プログラム:
①ネパールの女性 とよなか国際交流協会 山本 愛
ネパールの建国からの歴史と様々な言語が統一された経緯、女性がカーストや宗教、民族的な事情からの制限で教育・家庭の地位など差別されてきたことから、最近出てきた女性運動の様子などまでわかりやすく説明されました。
②ネパールでの活動 ネパールプログラムアドバイザー 中園 敏也
ネパールの女性たちが作った製品の販売をし、その売上金を現地にどう渡すか?ネパールの女性たちが、頑張って働けるように、決められた制作料と報奨金を渡すことで激励する方法を考え順調に実践しておられます。
また、奈良県立図書館での約1か月実施出来る事になった「ドダウリキルト」紹介イベントや、震災地で作ったニット製品を震災で被害を受けた日本の東北とをつなぎ、ネパ―で作ったニット帽子を東北で被災した老人施設や障碍者学級の子どもたちへ送る活動の報告をしていただきました。
③TIFAのネパール支援活動 TIFAネパールプログラム担当責任者 葛西芙紗、海野バティ
*ネパール活動責任者 葛西芙紗
ドダウリ村での活動、給食活動、里親支援活動につて
給食支援活動は週1回しかできていないが順調に進んでおり、子どもたち、家族から大変喜ばれている。体位向上、衛生教育など進行中と報告。
*ネパール・ブンガマティでの支援活動・・海野バティ
震災で大被害を受けたカトマンズの近郊ブンガマティの女性の自立支援活動として、
ニット製品つくり(帽子、手袋、マフラー・・など)を援助し、販売を引き受けている
状況の説明をしました。
参加者は、
*ネパールの歴史や国の事を知らなかったので、勉強になりました。どんな国なのか、国の成り立ち、女性の地位、政治・・全体的なことを考えてネパールがみられるようになりました。カーストについてもっと知りたいです。
*支援することの意味、大切さを知ることができました。現地の女性たちの手作りニットや、キルトがもっと社会に知られたらよいと思う。
といった感想をいただきました。
<大阪~ウズベキスタン青少年交流>
…今年度は、「関西・大阪21世紀協会万博記念基金」から助成を受けて実施しています。
ウズベキスタンから 青少年の招聘
2018年7月5日~20日に、ウズベキスタンのリシタンで日本語を勉強している中・高生の中から、「日本語スピーチコンテスト」で上位に入った5名が来日し、豊中でホームステイし、桜塚高校、第2中学校、18中学校、桜井谷小学校で子どもたちと机を並べて勉強し、両国の文化紹介・交流し、相互理解を図りました。
土曜日、日曜日、祝日は、豊中、大阪、神戸観光、京都観光などをしました。
京都の古い寺,神社、100円均一店など興味深く、内陸国のウズベキスタン人にとって、
海を見るのも印象深かったようです。
また、ウズベキスタン料理を作って皆さんにおいしい!と喜ばれました。
7月16日に実施した「ウズベキスタン交流会」では、ウズベキスタンの学生たちが
ウズベキスタン紹介、来日中の体験報告、ウズベキスタンの踊り・・など披露し、
交流会では、ウズベキスタンから持参してくれた、ナッツ、干しブドウなどいただきながら、
会話・交流がはずみました。
体験入学をした学校からも好評で、両国のよい交流が出来たようです。
現地からの要望で、9月に会員の一人が現地へ行き、1か月滞在して、日本語を教えながら、来日した学生から感想文を書いてもらってきました。 大きな収穫を得た様なので、今後もより適切な形で継続できれば・・・と考えています。
3月に、現地を訪ねるツアーを計画し、参加者を募っています。ご関心のある方は、1月末までに当会までご連絡ください。ご相談させていただきます。
TIFA ウズベキスタンプログラム担当
2018年12月16日(日)くらし館で「外国人のための料理教室」を行いました。
参加者は外国人2人、日本人7人です。講師はいつも「元気がでる晩御飯」でお世話になっている、
飯田美千代さんにお願いしました。「サッサと簡単クッキング」をテーマに教えておられる方なで、品数7品ですのに早く出来上がりました。でも、肝心なコツや日頃のメニューの大事な点もしっかりとご教授いただきました。ミャンマー人の学習者が10人分の卵焼きを全て焼いてくれ、箸で焼く卵焼きが上手になりました。
とても美味しく、楽しい料理交流の時間でした。外国人の参加者が少なかったのが残念です。
■TIFAグローバルサロン 報告
11月12日(月)14:00~16:00「旅をしてうまれた絵本~世界の女性と子ども達との出会いから~」@とよなか男女共同参画センターすてっぷ すてっぷホール 講師:市川里美さん(絵本作家)
パリ在住の市川里美さんが一ヶ月帰国中です。市川さんのお父様が葛西さんの小学5年生時の恩師ということもあり、講演を快諾してくださいました。
市川さんが7歳の時にお父様は亡くなられました。お母様は役場で働きだし、市川さんは一人で何かする孤独を愛する少女になり、怖いもの知らずとして成長されました。
その後、市川さんは故郷を出て広い世界を見たいという思いで、ヨーロッパに行かれました。イタリアからパリに着いて、あまりにも美しい街に感動し、すぐにここに住もうと決められたそうです。そしてパリの蚤の市で見つけた絵本に感激し、絵本作家になる道に進まれました。
それからは、パリを拠点に世界中を訪れて、女性や子ども達と出会い、女性が家にこもり社会に出られない国の過酷さも見て来られました。そういった国では女の子は学校に行かないことが多く、言葉ができない故に女性と話す機会が少ない。女性は家事を一日中しています。その家にホームステイをして、家族になって絵を描き続けます。
そうやって80冊の絵本を出版された市川さん。これからも美しいもの(自分で思える)を求めて「好奇心」と「勇気」を持って世界へ挑戦されることでしょう。絵本を読み聞かせしていただいた、優しい声から心に「栄養」と「翼」をいただきました。