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国際協力
- アフガニスタン女性支援プログラム
- パタン・ブンガマティ プログラム
- Happy Girls Home 「子どもの家」
- ドダウリ村住民のための支援事業
- ネパール大地震 緊急支援活動 2015年4月~
- ウズベキスタン プログラム
- TIFAネパール自立会
- ネパールでの支援活動
- サナチェタナ小学校 支援プログラム
アフガニスタンで1000万人以上が食料支援を必要としている中で、できることは限られています。しかしこれまで現地の人たちと繋がってきた私たちだからこそできる支援を届けてまいります。
くわしくは下記のサイトをご覧ください。
https://congrant.com/project/ejaad/4185
★無事目標額50万円に達しました! みなさまご協力ありがとうございます。(2月21日)
カーブルおよびロガール地域での食料配布・ヘルスサポート活動は3月末まで継続して行います。引き続きご支援をよろしくお願いいたします。
ロガール県での小児科医の巡回診療
食料の無料配布(小麦粉・米・砂糖・食用油・豆)
*コロナ禍&タリバン禍で外出できない女性たちが家で作りためた刺繍作品400点ほどが間もなく届く予定です。仕分けや値付け、補修、販売など、ご協力いただける方はご連絡ください。よろしくお願いいたします!
<TIFAセミナー 報告>
2021年11月27日(土) 豊中市立生活情報センター「くらしかん」にて、神戸大学大学院国際協力研究科 准教授の斉藤 善久さんからお話をお聞きしました。
日本の技能実習制度の創設から現在に至る経緯、実習生の現状、制度や対応の問題点など、斎藤さんご自身の支援活動のご経験を踏まえて、わかりやすく、熱意をもって語っていただきました。
講演後、地元豊中で実習生の支援活動をされている荒木さんからもお話を聞きました。
ベトナム出身の方々も交えた質疑応答、意見交換もあり、大変有意義なセミナーとなりました。
そもそも技能実習制度とは何か?
1960年代から外国人への研修は行われていたが、1990年 入管法が改正され、送り出し機関から監理会社を通して中小企業に派遣する「団体監理型」制度がスタート。これが諸悪の根源となった。
その後、人権問題として国際的に批判される中、制度改正を重ね、期間が延長されてきたが、「技能実習計画」提出義務など、面倒な作業が増えてコストも増えた。それを負担するのは実習生自身。
2018年、特定技能制度が上乗せされ、送り出し機関不要となるが、送り出し国や日本の受け入れ機関の実態は伴なっておらず、労働者の人権が守られていない状態が続いている。
そもそも技能実習制度自体が、「国際貢献」という建前で他国の労働力を利用するためのフィクションと言える。
女性技能実習生の現状
非常に高い来日費用が必要なため、借金を抱えて来日。薄給でも生活費は取られ借金が返せず、失踪して不法就労となることも多い。女性の脆弱性からトラブルに遭遇しやすい傾向がある。雇用主からの性的搾取、妊娠した場合の処遇(本人も会社も秘密にする、出産後の復職困難)など。女性の場合、ストレスやショックが重なると精神状態が不安定になりがちで、自殺(未遂)の例もある。行政につなぐNPOなど支援者が必要。
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庄内の監理団体で勤務していた荒木こうたさんからもお話をお聞きしました。
京橋でストリートライブ中、ベトナム領事館の人から誘われたことをきっかけに、ベトナムへ。家族のようによくしてもらって、完全にベトナムの虜に。
帰国後、ハローワークを通じて実習生の監理団体に就職したが、その仕事に失望。実習生にもっと寄り添いたいと思い、退職。今は、実習生や留学生にベトナム料理を無償で届け、相談にのる活動をしている。ベトナム人実習生については悪いニュースばかりが出るが、先入観だけで接するのではなく、その背景を理解してほしい。お互いの誤解を解く発信をしていきたい。
市民の皆さんには、実習生や留学生に一つでも声を掛けて、見守っていただきたい。
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<アンケートより>
・実習生の実態を聴き、この制度の問題の大きさを知った。
・日本人として恥ずかしい。ベトナム人女性が出産し、子どもが無国籍になることが心配。
・非常に興味深い内容だった。今後少しでもベトナム人実習生の方々の役に立ちたい。
など、多くの方から感想が寄せられました。ありがとうございました。
(記録:TIFAセミナーグループ)
阪急宝塚線「豊中駅」改札出てすぐ!です(*^^)v
ショーウインドウにはネパールやアフガニスタンの女性たちが、忙しい毎日の生活の中で時間を捻出し、丹精込めた数々の作品も展示しております(^^♪
お近くに来られる際には、ぜひお立ち寄りくださいね。
色彩がとても艶やかで個性的なデザインも多く、この時期にピッタリな心躍る作品ばかりです♪
展示以外にも「カフェ・サパナ」にはたくさんの作品を取り揃え
自慢のランチもございます!!美味しい料理と素敵な作品を楽しんでください ^^) _旦~~♪
このコロナ禍による仕事の減少に拍車をかけるかのように、食べ物の物価も急騰し毎日の「当たり前の生活」さえも厳しい家庭が増えています。
現地の公立小学校に給食支援を行っていますが、休校中には現地の貧しい家庭に、生活に必要な食料(約一か月分)を緊急支援しました。
「少しずつ」「一歩ずつ」・・・みんなが互いに協力し合い、次には他の誰かを助けられるような、そんな「つながり」が増えていくと良いですね(^人^)
「つながり」を大切に、お互いがお互いを尊敬しつつ協力・応援を続けたいと思います(^^)/~~~
本日ネパールより、待ちに待ったたくさんの荷物が到着しましたヽ(^o^)丿ヤッター♪
今回は、新しいデザインのニット帽も増えています♪
それはもう、はち切れんばかりの大きな箱が2ケース。(゚ロ゚屮)屮 オー!!
ネパールでは、ロックダウンは解除されたとはいえ、まだまだコロナの影響が続いています。
そんな中、どんな思いを込めて毎日ニットを編んでいたんでしょう・・・ブンガマティの女性達の努力が目に浮かびますね!!
荷物を開けるのは、毎回ワクワクドキドキします(^^)
箱のすき間からも色とりどりのニットが目に飛び込んできました♪♪(早く見たい~!!)
そして今日は8ヶ月ぶりの「ネパールカフェ」です♪
今回は緊急給食支援のために開催いたしました!
今日は野菜たーっぷり栄養満点の豆カレーです( ^o^)ノ オイシー!!
ニッティングリーダーのパンチャさんも、リモートでちょこっとですが参加されました(^^ゞ
パンチャさんの笑顔・・・何度会ってもステキです。早く会いたいですね!
本日初めて参加された、ネパールにそれはそれは詳しいKさん。Kさんからも現地のお話をたくさん聞くことができました。とても、とても勉強になりました!
ネパールでは、現在食べ物の物価がかなり上がっています。日本とあまり変わらないほどに上がってきています。しかし・・・収入は以前のまま、平均して一月で1万円~1万5千円ほどの収入です。食べることにも、困っている家庭が増えています。
そんな中、子どもたちには食育も兼ねて、以前よりおこなっている公立小学校への給食支援を、継続するためにも皆様に協力をお願いしております!
(学校が閉校している間は、現地NGOリーダーのパンチャさんが中心となり、小学校の生徒の家や地域にすむ一人暮らしの高齢者の家、他にも食べることに困っている家庭に支援を継続しています。
お米25kg、砂糖1kg、油2パック、塩2パック、豆1kgで家族4人で約1か月分ほどの食料です。
9月、11月には、以前より給食支援をしているサナチェタナ小学校で、食料品を配ることができました。
コロナの影響で、田舎に帰っている家庭も多っかたのですが、先生方や子ども同士でも連絡を何とか取り合い、多くの家庭が食料を受け取ることができました( ^-^)人 ヨカッタ!
現在、学校も再開しました。栄養たっぷりの給食を子どもたちが、笑顔で美味しくお腹いっぱい食べられるよう、ご理解とご協力をくだされば幸いです。ぜひ、よろしくお願いいたします<(_ _)>
「ネパールの子どもたちに栄養と教育を」
https://congrant.com/project/tifa/3322
(クレジットカード引落しもご利用いただけます)
TIFA セミナー「今、ミャンマーで起きていること ~なぜ市民に銃を向けるのか~」
2021年8月28日(土)に日本日本ビルマ救援センター(BRCJ)代表 中尾恵子さんをお迎えして、 2月にクーデターが起きたミヤンマーの現状についてお話しいただきました。
1988年の軍事政権による民主化運動弾圧をきっかけに設立されたBRCJで98年から代表を務める中尾さんには、2011年の民主化実現の際もお話していただきました。「再び民主化運動に関わり始めるとは思わなかった」という言葉で始まった今回のセミナーでは、以下の内容をお聞きしました。CDM支援については、BRCJとともに街頭募金活動を行っている学生団体「ミャンマー(ビルマ)の民主化を支援する関西学生ネットワーク」の同志社大学生の宮地さんが発表されました。
中尾さんは、タイ国境の難民キャンプを中心に、毎年現地を訪問。他団体等と連携しながら、衣服やメガネなどを届けたり、難民女性の手織布を使った商品の販売活動、ツアーの実施に加え、入管への面会、仮放免後の生活支援など在日ミャンマー人のサポートといった民主化支援を行ってきました。2/1のクーデター発生後はすぐに現地と連絡をとり、9日には日本政府にミャンマー総選挙の結果の尊重や国軍の弾圧停止と民主化促進のための措置を求める声明を出し、他団体と協力して外交努力を促す署名を集めたり、大阪や神戸、名古屋で開かれる在日ミャンマー人によるクーデター抗議集会・デモに参加したりしてきました。
セミナーの副題「なぜ市民に銃を向けるのか?」という疑問については、国軍は独立後70年以上ほぼ国民と闘い、長年政治にも関わり、90年代には持ち株会社を設立して独自の経済基盤も確立しているため、「国民は守るものではなく、従わせるもの」と考えているから、との説明がありました。
クーデター以降支援しているCDMとは、教員や医療者、銀行員、鉄道員など公務員が、軍事政権下の職務を拒否して抗議に参加する、非暴力の不服従運動です。中尾さんや宮地さんたちは、緊急事態宣言による中断もはさみながら大阪や京都で3月から10回の街頭募金活動を行い、彼らの1か月のお給料と同等の約8,000円を3か月間提供する’One to One CDM Campaign に100万円近くを集め、BRCJへの寄付は1,000万円を超えたそうです。募金活動を手伝いに来てくれたミヤンマー人留学生から総選挙に投票するために夜行バスで東京に行った話を聞いて、同世代の政治への熱い思いに刺激を受けたと話してくれました。
現在は非常事態に加えて国全体でコロナが蔓延し、市民は酸素ボンベを求めて駆けずり回っているそうです。また都市部での攻撃は多少落ち着いてきたものの、カレン州、カチン州といった少数民族が暮らす地域では、国軍の容赦ない空爆が行われており、BRCJは要請を受けて医療品や食料などを送りました。
一方、在日ミャンマー人についても、Facebook等でクーデターへの反対意見をアップすると帰国後逮捕される可能性があるため、パスポートや在留資格の更新の心配が出てきました。BRCJは相談者を難民問題に取り組む弁護士につないでいます。そんな中、5/28に出入国在留管理庁が在留希望者には在留や就労を認め、難民認定申請者の審査を迅速に行うなどの措置を出しました。翌日にはネット上で「やさしいにほんご」やビルマ語に訳した投稿など自発的な助け合いがあり、多くのビルマ人がこの情報を理解できました。
また、サッカーのピエリアンアウン選手がW杯予選でクーデターへの抗議を表明した際には、救出チームを結成し生活費の支援や激励会を開催。おかげで難民認定され、今は横浜のチームでプレーしています。
最後に、日本にいる私たちができることとしては、寄付、SNSを通じた応援メッセージの発信などとのこと。One to One CDM Campaignでは、在日ビルマ人デザインのかわいいグッズの販売もしています。
質疑応答では、国際社会及び日本政府への働きかけについて質問があり、国連などに軍政を認めないで欲しいといった署名するなどの行動も大切な支援だとの回答をいただきました。
参加者からは、「ニュース等では見ていても、よく知らなかったクーデターや難民のことがよくわかった。できる支援をしたい」との感想をたくさんいただき、セミナー終了後に募ったカンパも23,000円お渡しできました。