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- アフガニスタン女性支援プログラム
- パタン・ブンガマティ プログラム
- Happy Girls Home 「子どもの家」(終了)
- ドダウリ村住民のための支援事業
- ネパール大地震 緊急支援活動 (終了)
- ウズベキスタン プログラム
- TIFAネパール自立会 (終了)
- ネパールでの支援活動
- サナチェタナ小学校 支援プログラム
2月24日(土) くらしかん生活情報ひろば事業として開催しました。
参加者は22名(内、講師1人、スタッフ6名 )でした。
講師はアラビアンな雰囲気漂う観光国モロッコのフェズ出身で、サパナでもお馴染みの槇村レイラさんにお願しました。
世界で一番小さいパスタのクスクスに、鶏肉と7種類の野菜の煮込みをかけたお料理や、
レンズ豆の煮込み、ニンジンのレモンマリネ、そして苺をトッピングした、可愛いカップケーキを
一緒に作り、お国のいろいろなお話もしていただき、みんなで楽しいランチタイムを過ごしました。
事業名: ネパール・サクー村の訓練センターの拡充と人材育成
実施活動期間: 2017年5月1日~2018年1月31日
実施担当: TIFA・ネパール自立会(現地NGOとの連携)
活動目標: 地震による被害を受けた訓練所をより効果的に働く場へと発展させる。作業者の技能を高め、人材育成をすすめる。
活動の様子(写真による):以下、作業所移動からサクー村の販売活動までを紹介します。
新しく借りた作業場
サクー村の女性に向け公開ミシン・ダカ無料講座のポスター(作業場の壁)
ダカ織の講習
ミシン教室で学ぶ
講習後互いに学び合う
公開授業を終え、修了式に集まっ生徒たち
修了証を手にした生徒たち
作業所に並ぶダカ織ショール
サクー村作業所に並ぶ展示・作品
注文を受けたダカ織
サクー村の1月祭りで露店を出す。
露店でポスターを貼り作品の販売をする。
2017年度はJICA基金により、地震後のサクー村作業所を活性化し、より多くのサクー村の女性を訓練所の講習に導くことができた。この流れを継続し、サクー村の復興に向け、活動がひろがることを目的にしていきます。
9月23日(土)くらしかん生活情報ひろば事業として開催しました。
参加者25名(内、子ども2人、講師1人、スタッフ5名、ゲスト1名)
講師は、シルクロードの中間に位置し、キャラバン隊のオアシスとして栄えたウズベキスタンからの留学生、マムラカット・トゥルスノヴァさんにお願いしました。
メニューは、国民食のプロフ(ピラフ)、水餃子スープ、ジャガイモの揚げパン、サラダ、そしてChak chakという揚げ菓子でした。
びっくりするほどたくさんのニンジンとニンニクが入ったピラフは、ほんのり甘く優しいお味でした。また、生地を薄くのばして、小さな餃子を作ったり、揚げパンやお菓子を作る細かい作業は少し大変でしたが、頑張った甲斐あり、皆で美味しく頂きました。
食後のマムラカットさんのお話は、国の成り立ちや宗教、人々の暮らし、教育など、とても分かりやすく、丁寧に説明してくだり、ウズベキスタンという国を身近に感じることができました。また、ウズベキスタンから来日中のアワーズジョン君もゲストとして参加してくれて、一緒に楽しいひと時を過ごしました。
TIFAでは、毎年とよなか国際交流センターで行われるとよなか国際交流フェスタに参加しています。
フェスタでは、ふだんとよなか国際交流センターで活動している登録団体が活動の成果を発表しており、火曜の夜に外国人と日本語を勉強している「ナイト漢字クラス」も、毎回練習を重ねて発表会に臨んでいます。
今年は2017年9月9日(土)にフェスタがあり、ナイト漢字クラスの今年の出し物は、「自己紹介」「朗読劇・桃太郎」でした。参加者は、学習者12人、ボランティア7人でした。出演したボランティアは、学習者の人数不足を補うための2人でした。
「桃太郎」の脚本は、ボランティアの自作です。クラスで数回の練習をし、「もっと大きな声で」「ゆっくりと」「感情を込めて」等々の指導を重ねました。本番では、声の小さかった人も大きな声で、ゆっくりと感情を込めて、全員上手にできました。また、自己紹介でもそれぞれに将来の希望を語ってくれました。練習とは打って変わったようにとても上手にできたことには、本当に驚きました。後日、クラスでのお疲れ会も行いました。
時間が足りなくて、最後に会場からの質問を受けられなかったのは残念でした。
学習者の皆さん、ボランティアの皆さん、お疲れさまでした。来年も頑張りましょう!
■TIFAグローバルサロン 報告
「私が歩んできた道~在日難民の人々に寄り添って」お話:RAFIQ(在日難民との共生ネットワーク)共同代表 田中恵子さん
9月3日(日)14時~16時 とよなか男女共同参画センター「すてっぷ」セミナー室2ABにて
保育士をされておられた田中恵子さん。茨木市に大阪入国管理局ができた折に、近所ということもあって、友人たちと訪問した際に難民を支援していた青年と出会い、今日の活動へとつながったそうです。
そして2002年に、RAFIQ(アラビア語・ペルシャ語で友達)を発足されました。日本の難民申請は昨年初めて1万人を超えたが、認定者数はわずか28人。日本の厳格な難民認定基準を実感しました。国の行う最初のヒアリングでは、母国語の通訳がつかないため真実の内容が伝わり切れない。面接官も数年で変わるそうで、理不尽を感じます。しかも難民認定は厳格な証拠や国からの迫害がないと認められない。その難関を越えて日本の在留資格を得たアフガニスタン難民のRさんの例を挙げて、支援の現実をお話されました。
地道な活動が大切で、スタッフはボランティアの助けも得て、入管施設に週豫された人との面会や食料援助、難民への理解を広める活動を続けています。難民のニュースを見た住民から、無償で提供された淀川区のなんみんハウスで、たくさんの機能(難民のための一時的なシェルター・難民問題などの学習の場ほか)が絶え間なく働いている。難民の支援を通じて世界が近くなったという田中さん。これからも難民と一緒に暮らせる人にやさしい会を、私たちもめざしたいと思いました。