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6月21日(日)にくらしかんで、TIFAキッチン「和食へようこそ」を開催しました。
講師は、長年産婦人科病院で調理を担当され、「サパナで和食」の食材、味、盛り付けが大好評の和田慶子さんにお願いしました。参加者は講師・スタッフを含めて19名でした。
まず料理を始める前に和田さんから調理のポイントをお話いただきました。
献立は、鯛煮麺(鯛、三色素麺、モロッコ豆、牛蒡)、酢の物(焼き豚、キュウリ、春雨、茗荷)、和え物(ミニトマト、イカ、セロリ)、吸い物(鱧、若布、金時草、梅肉)、枝豆と干し貝柱の炊き込みご飯、デザート(寒天のフルーツ寄せ)でした。
男性の参加も2人あり、調理、盛り付けにも頑張ってくださいました。講師の指導のもと、どれも大変美味しく出来上がりました。三色素麺を使った鯛の煮麺の美しいこと。勿論お味も抜群です。
皆さん美味しくて、美しく、栄養のバランス満点のお料理に大満足でした。所処で披露される料理のコツにも皆さん納得。大変喜んでいただきました。和田さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。
ネパールでの大地震発生をうけて、急きょ企画されたチャリティーイベントでしたが、ほぼ満席の143人もの方がお集まりくださいました。
いただきました募金総額は146,600円となり、主催4団体で等分後、1団体につき36,650円となりました。皆様からの温かいご協力に心より感謝いたします。
小倉清子さんの報告の内容(メモ)はこちら→
以下、当日の様子です。
スリジャナさん&プリタムさんの楽しく若々しい民族舞踊 ♫
続いて、各団体からの活動紹介&アピールタイム
TIFAからは3ヶ所での支援活動を紹介し、協力を呼びかけました。
ジャーナリスト 小倉清子さんの現地報告。
報告の内容(メモ)はこちら→
募金を呼びかけるスリジャナさんとプリタムさん
ロビーではネパールグッズのブースも。ネパールの人たちも多く参加していました。
カトマンズで地震の直後に発行された新聞も展示されていました。
過酷な状況でも暴動や略奪など起こらず、何時間も辛抱強く配給を待つ人々。
応援しましょう!ネパールの人たちの立ち上がる力を信じて。
ネパール大地震後、最初のネパール支援活動を箕面駅前にて、他団体と共に実施。 風の吹く、天気に恵まれた1日をTIFAボランティアのみなさまとテント内で物品販売に精出す。 ネパールの支援先のサクー村やドダウリ村に思いをはせ、いつになく、力のこもった活動だった。
① 当初から海外の援助隊が入り、村へのテント、食料の支給がなされました。 サクー村中心部に は、手が差し伸べられましたが、悩ましい状況の生活者も当初からいることは確かです。
② サクー村から離れているウグラタラ(ugratara)やキッツ校周辺(khitiz) は援助の手が届いていません。テント、食物、など届いていません。 少しのお金を貯めて、小さな住まいをつくらねばと思っています。
③ サクー村の訓練センターで働いていた人たちは無事でした。しかし、訓練所は壊れ、オーナーもテント暮らしです。 ミシンや材料は持ち出され、1階に運ばれました。 人々はテントで暮らし、毎日、壊れた家から物を運び出したり、お葬式の行事に忙しく暮らしています。 ジャガイモの季節で、それらを畑から持ち運び、貯蔵の場所を確保しています。
④ 中心部から離れた場所に住むかれらは、住む場所を確保できていません。 また、サクー村は数日前とはちがい、配給は減ってきています。 食べ物を寄付する人も減り、今は、ひとりのインド人が、ある場所で食料支援を行っています。 人々は、長い列をつくり、食料を手に入れるまで待っています。 これができない人は貰うことができません。いずれは、飢えにさらされるかもしれないという心配があります。
⑤ 雨季が近づき、特に、雨量の多いサクー村は、大変な状況に追い込まれるかもしれません。 緊急の食べ物、テント、マットレスが支給されてきましたが、人々の心配は住む場所です。 政府の援助への不満が人々の間に出てきています。
* 雨の多い地域で、テントを設置する場所が提供されていない不安の声が聞こえてきます。 食料もそのうち不足してくるかもしれない、病気は? 年寄りは? 赤ん坊は? さまざまな思いが想像できます。 サクー村の雨季の道のひどさは、経験した私もよく理解し、地震後の当地を思う時、援助を積極的にやっていかねばならないと、思いをあらたにいたしました。(自立会担当者記)