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- ネパールでの支援活動
- サナチェタナ小学校 支援プログラム
■TIFAグローバルサロン 報告
11月12日(月)14:00~16:00「旅をしてうまれた絵本~世界の女性と子ども達との出会いから~」@とよなか男女共同参画センターすてっぷ すてっぷホール 講師:市川里美さん(絵本作家)
パリ在住の市川里美さんが一ヶ月帰国中です。市川さんのお父様が葛西さんの小学5年生時の恩師ということもあり、講演を快諾してくださいました。
市川さんが7歳の時にお父様は亡くなられました。お母様は役場で働きだし、市川さんは一人で何かする孤独を愛する少女になり、怖いもの知らずとして成長されました。
その後、市川さんは故郷を出て広い世界を見たいという思いで、ヨーロッパに行かれました。イタリアからパリに着いて、あまりにも美しい街に感動し、すぐにここに住もうと決められたそうです。そしてパリの蚤の市で見つけた絵本に感激し、絵本作家になる道に進まれました。
それからは、パリを拠点に世界中を訪れて、女性や子ども達と出会い、女性が家にこもり社会に出られない国の過酷さも見て来られました。そういった国では女の子は学校に行かないことが多く、言葉ができない故に女性と話す機会が少ない。女性は家事を一日中しています。その家にホームステイをして、家族になって絵を描き続けます。
そうやって80冊の絵本を出版された市川さん。これからも美しいもの(自分で思える)を求めて「好奇心」と「勇気」を持って世界へ挑戦されることでしょう。絵本を読み聞かせしていただいた、優しい声から心に「栄養」と「翼」をいただきました。