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- サナチェタナ小学校 支援プログラム
9/5(土)にTIFAグローバルサロンを開催しました。
「僕の歩んで来た道~若者の心に夢と希望を灯して~」
お話:今井 紀明さん(認定NPO法人 「D×P」共同代表)
9月5日(土)10:30~12:00 国際交流センター2ABC会議室 参加者:45名
今井さんは、中学高校時代に「何かできることはないか」と問い続け、チェルノブイリ原発の放射線被害や砂漠の緑化活動を紹介するイベントへの参加から平和問題にも興味を持ち、イラクの子どもたちのための医療NGOを設立。
劣化ウラン弾問題の取材のためにイラクに渡航した際に、現地の武装勢力に人質として拘束されました。帰国後「自己責任」の言葉のもと、外出すれば暴力を振るわれ、「自作自演」とののしられるなど、日本社会から大きなバッシングを受ける。首にナイフを突きつけられたイラクの8日間より、帰国後のバッシングの方が辛かったとのことです。
うつ、対人恐怖症、ひきこもりになったが、先生や仲間の励ましもあり、同じ経験を持つ自分なら、周りから否定されて中退・不登校になって引きこもりになっている通信制・定時制高校生の気持ちに寄り添うことができると、一歩踏み出す勇気を持ち、友人とNPO法人「D×P」を立ち上げる。
成功体験(自己肯定感)と社会関係資本(人とのつながり)の獲得の2つを提供し、一人ひとりの高校生が納得いく進路決定ができるようにすることを目指して活動しています。19歳~39歳130名という多様なボランティアにも関わってもらい、苦しい経験をシェアしている。部活動もあり、みなで撮影に行ってアート展を開いたり、フィリピンやカンボジアなど海外へ出かけたり、企業へのインターンシップも行っている。
若者は、次の社会の重要な要。「一人ひとりの若者が、自分の未来に希望を持てる社会」が大切であり、目標であると力強く話された。
今井さんの活動に心からエールを送り続けたいと思いました。元気をいっぱいもらえて、清々しい気持ちになれました。心のこもった募金も3万円集まりました。