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9月29日(月)くらしかんキッチンで、「岩永シェフのパンにまつわるお話の会」を開催しました。
吹田市岸部にある全国的に有名なパン屋さん、ル・シュクレ・クール。
そのおいしいパンを食べながら、オーナーシェフの岩永 歩さんに、パンにまつわる楽しいお話をしていただきました。
どうしてパンの道に入られたのかといったお話から、豊中のパン屋さんを皮切りに、フランスのパリにあるメゾン カイザーなどさまざまなお店で修業されたこと、お店のオープンから10周年を迎え、新生シュクレクールのきっかけとなったサンフランシスコのタルティーヌブレッドでの研修、そして「いろいろな縁が繋がって今の自分がある…」と。
「Boulangerieブーランジェリー(パン屋)の語源”Boule”は「球」=地球。
小麦から粉を作り、命の源である地球を模った”Boule”を作る「神の仕事」を意味する。
一生懸命作ったパンが窯の中で焼き上がるまで、材料となる食物、植物や動物の命をいただいていることに感謝し、おいしくできあがるように祈る。そういう気持ちを込めてパンを作る職人のみがブーランジェと呼ばれる。料理やお菓子は作るものだけれど、パンは育てるもの…パンは生き物です。
時間と状況の変化を生地は伝えてくれる。子育てと一緒、過剰に接してもだめだし、気にかけることや距離感が大事。パンは自己表現であり、表現手段であるパンを通していろいろ伝えたい」。
岩永シェフは、このような気持ちを大切にパン作りをされています。
ル・シュクレ・クールのおいしいパンの秘密は、自分がおいしいと思うパンしか作らない…という強い意志と、パンに対する熱い想い、深い愛情、そして真摯な姿勢から作られるのだとつくづく思いました。